インターネットが危ないってホント?
みんなは、日頃ケータイ(スマホ)を使って、インターネットへアクセスしてるよね。
使いなれているから大丈夫!なんて思っていないかな?
確かにインターネットで、会ったことのない見ず知らずの人同士でも、簡単にコミュニケーションをとることができるようになったよね。
でもその中には、好奇心(こうきしん)やふざけ半分、さらには「だますことが目的」で、あなたとつながりを持とうと考える人もいるんだ。
インターネットの危ないポイント
- 相手の本当の名前がわからない
- 相手の実際の顔が見えないため、なりすましの可能性がある
- だれでも手軽に利用することができる
こんな事件も起きてるよ!
「LINE」を通じて
20代女性は、無料通信アプリ「LINE」を通じて知り合った男に、睡眠導入剤(すいみんどうにゅうざい)を入れたコーヒーを飲まされ、意識もうろうとなった状態でホテルに連れて行かれ、レイプされた。
出会い系サイトで
出会い系サイトで知り合った人にドライブに誘われ、車内でレイプされた。
裸の写真が同級生にも
女子高校生は、交際相手の男(19歳)に裸の写真を携帯電話で撮影された。
その後、別れ話を持ちかけられた男は、復讐(ふくしゅう)するつもりで女子高校生の同級生にその画像を送りつけ、同級生の間で無料通話アプリ等を通じて画像がやりとりされた。
被害にあわないために、できることって?
インターネットはとっても便利だけど、使い方に気をつけないとトラブルに巻き込まれちゃうことだってあるんだ。
以下のポイントに気をつけて使うように心がけよう。
気軽に使わない!
インターネットに頼らずに、何でも相談できる人(クラスメイト、先輩、親、兄弟姉妹、先生、相談員など)を自分のまわりにつくろうよ!
怪しげなサイトは使わない!
「援助交際希望(えんじょこうさいきぼう)」「エッチな書き込みや写真」など、普段は見ないような怪しい言葉が書いてあるサイトは絶対に使わない!
個人情報はかんたんに教えない!
相手に個人情報(氏名、住所、生年月日、学校名、電話番号など)をかんたんに教えないこと。もちろん、裸の写真を送ることはやめてね。知らない人からメールがきても絶対に返信しないで完全無視!
絶対に知らない人とは会わない
インターネットで良い人が、現実でも良い人だとは限らない。そもそも会わなければ、危ない目にあうことだってないんだから。
何かあったらすぐに相談する!
万が一トラブルに巻き込まれそうになったら、お母さん・お父さん、先生、警察(少年サポートセンター)などに必ず相談しよう。ひとりで悩まず、まずは相談することが大切だよ。